ロンドン塔に住む幽霊たち

ロンドン塔

ロンドン塔は、イギリス首都ロンドンを流れるテムズ川の岸辺、イースト・エンドに築かれた中世の城塞です。その景観から「ホワイト・タワー」とも呼ばれています。900年以上の歴史を持つロンドン塔は、イギリスで最も呪われた場所の一つとしても有名です。

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ロンドン塔の歴史

ロンドンの塔は1078年にウィリアム・ザ・コンキューターによって建設されました。侵入者から身を守るために20年の歳月をかけて完成しました

このロンドンの塔はイギリスの歴史において重要な役割をもっていて、財務省、公文書庁、武器庫、ロイヤルミントの家、そして国の王冠の宝石保管庫も壁の中に作られました。

その為イギリスを侵略をしようとしていた者は国を支配するためにこの塔を最初に手中に入れなければならないと考えていました。そして15世紀頃にこの塔は囚人の監獄と処刑場して使用されていました。

実際にはタワー内では全部で7人しか処刑されず、処刑は一般的にノートリアスの丘で行われていました。400年の間に、112件の処刑が行われたと言われてます。その後ジョン・テイラーとアンソニー・サルビンが、中世の城を復元しましたが世界大戦中にこの塔は再び刑務所として使われ、12人の男性がスパイとしてここで処刑をされています。現在は王宮、慈善団体によって管理され、世界遺産として保護されています。

アルベラ・スチュアートの霊

この塔に現れる一番有名な話がアルベラ・スチュアートの幽霊です。彼女の霊はクイーンズハウスで目撃されています。

記録によると、アーベラ・スチュアートはレディ・ジェーン・グレイの甥ウィリアム・シーモアと結婚をしましたがその結婚はジェームズ1世の許可を得ていなかったのでジェームズ1世にとっては自分の地位を脅かすと思われてしまい、アーベラは夫のウィリアムが塔に送られている間にランベットの家で逮捕されました。

アーベラは、ウィリアムを塔から脱獄させて、一緒にフランスに行く秘密の計画を企てましたが、ウィリアムは脱獄が失敗し、彼女は一人でフランスへの航海を決めましたが、計画が運悪く見つかってしまい、ロンドンタワーに幽閉されました。

ウィリアムは塔から解放されましたが、彼女は1615年の亡くなるまでこのクイーングハウスに閉じ込められていました。実は彼女はこの部屋で殺されたという話を噂されています。

首無しアン・ブーリン女王の霊

ヘンリー8世王と結婚したアン・ブーリン女王は逮捕された後、タワーグリーンに連連れていかれました。そして1536519 日に斬首されました。

処刑後アン・ブーリンの目撃情報が処刑された場所の近くに度々現れ、礼拝堂の通路を通って行列を導いたり、頭部がない彼女の霊がタワーの回廊を歩いているのを目撃した見たという人がかなりいるようです。

恐怖に怯える若い王子の霊

2人の王子エドワード5世と兄弟のリチャードは、叔父のグロスター公の策略で塔に送られてしまいました。この二人はこの塔の周りで遊んでいるのを目撃されていましたが、ある日突然彼らの姿が見られなくなりました。

噂ではグロスター公の命令で2人は殺害されたと言われています。二人の骨はホワイトタワーの階段の下で発見されました。

しばしば、城の部屋で恐怖の中でお互いを抱きしめて怯えている二人の子供の霊が目撃されるそうです。警備員達の中には見回りの最中にヘンリ−8世の鎧が飾られている部屋に入ると変な感覚に陥り、後ろから何者かに首を締められたと話している人がいるそうです。

現在のロンドン塔の様子

現在も儀礼的な武器などの保管庫や、礼拝所として使用されていて、世界最大級のダイヤモンドのカリナンの保管場所でもあります。

今でもイギリス王室が使用している一方、ロンドンの有名な観光名所となっています。

建物の内部には、歴史的展示物が飾ってあり、1988年にはユネスコ世界遺産に登録されています。今回の話に出てきた城壁に囲まれた中心にそびえ立つホワイトタワー内の全てのフロアーも公開されているので、観光に行く際は回ってみてはいかがでしょうか。

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