「映画だけの話でしょ?」…そう思ったあなたは要注意!
全米を震え上がらせたあの人形は、実在しているのだ。
1970年代にアメリカで起きた不可解の現象をきっかけに、世界中の心霊ファンの間で語り継がれてきた。
「見た人に災いが起きる」や「触れた者が命を落とす」という噂は作り話なのか、それとも…。
今回は、【2025年最新版】アナベル人形は今どこに?実話の恐怖伝説まとめを紹介しよう!
アナベルとの出会いは“無邪気な贈り物”から始まった
1970年代初頭、アメリカ・コネチカット州に住む大学生のドナは、母親からラガディ・アン人形(赤毛の布製人形)をもらう。
看護学校の寮で暮らしていたドナは、もらった人形を部屋に飾ってしまってから、狂い出していく…。
ある日、人形の位置が変わっていたことに気づき、人形を戻そうとすると手に「Help me (助けて)」と書かれた紙が握られていた。
その紙は寮内の誰もが触れた覚えのない羊皮紙で、どこから来たのかも不明だったんだとか…!

羊皮紙は、普通の紙と違ってパリッとしてるんだよ〜!
悪霊の正体とウォーレン夫妻の謎
不気味な現象は次第にエスカレートし、ドナのルームメイトはベッドの横で何者かに首を絞められているような体験をしたという。
霊能者に相談した結果、以下のような結果になったという。
この人形には“アナベル”という7歳で亡くなった少女の霊が宿っている
ドナはこの結果に憐れみを受け、アナベルを供養するのではなく受け入れてしまったのだ…。
この霊能者と話した後に、事件は本性を現してしまう。



人形に入っていたアナベルはどういう霊なんだワン!?
アナベルの正体は純真無垢な子供の霊ではなく、悪魔に近い存在だという。
ドナたちの心を操り、家に入り込むための演技だったのだ…。
悪霊研究家であるエド&ロレイン・ウォーレン夫妻はこの事態を調査と鑑定をする。
アナベルを非常に危険な物体と認定し、夫妻が引き取ることになった。
“触った者は死ぬ”呪いの人形の伝説とは?
ウォーレン夫妻が持ち帰ったアナベルは、誰も触れられないようにガラスケースに封印され、聖水と祈りによって日々封印が強化された。
しかしその後も、怪奇な出来事が続いていたので、以下にまとめた。
- ある若者が「作り話だろ〜!」と笑いながらケースを叩いた直後、バイク事故で即死
- 教会に奉仕していた神父が人形を見ながら嘲笑した後に、帰宅途中に何もないところで交通事故に遭遇
- ケースの鍵を誰かが盗んで開けようとしたところ、数日後に鍵だけ残して失踪してしまう
上記のようなことが続いてしまい、アナベル人形は「触れただけで死を招く」と言われるようになった。



ケースに近づくだけでアナベルは嫌なのかな?



もしかしたら出たいんだろうね。
ウォーレン・オカルト博物館に眠るアナベル
アナベル人形は現在、ウォーレン夫妻の自宅に併設された※オカルト博物館にて保管されている。
ガラスケースには大きく
Warning : Positively Do Not Open (警告:絶対に開けちゃダメ)
と張り紙が貼られていて、今でも祈祷師による封印作業が続いている。
近年では、実話に基づくホラー映画「アナベル」シリーズ(2014〜)によって世界的に有名になったのだ。



今も安全に眠るアナベルにはイタズラしちゃダメだワン!
※博物館は2020年以降、安全面を考えた上で一般公開停止中です。
いかがだっただろうか
今回は、【2025年最新版】アナベル人形は今どこに?実話の恐怖伝説まとめについて紹介した。
アナベル人形は、単なるホラー映画のキャラクターではない。
実際に存在し、今も封印される実話の人形として、アメリカ全土のオカルト史に深く刻まれている…。
その恐怖の本質は「信じた者にしか見えない」ではなく「信じなくても触れた瞬間に、現実が壊れる」ということだ。
この記事を見た後でも、あなたはアナベルを直視できる自信はあるだろうか?
それでは次回の話で会おう。