ナチス時代の負の遺産として、今もドイツの森に佇む「ベーリッツ陸軍病院」。
戦争、人体実験、そして謎の死亡事故…歴史の裏に潜む心霊伝説とは?
本記事では、封印された病院の真実と現在の姿を徹底解説する。
今回は、【実話】ドイツ最恐の心霊病院「ベーリッツ陸軍病院」7つの怪奇現象と封印された歴史とは?について紹介する!
ベーリッツ陸軍病院の歴史とは?
ベーリッツ陸軍病院は、地元ではベーリッツ・ハイルシュテッテン(Beelitz-Heilstätten)と呼ばれている。
ドイツにあるベルリン郊外に、1898年に建設された肺結核のための巨大療養施設になる!
深い森の中に約60棟以上の病床があり、空気と静寂を療養に取り入れた、当時にしたら最先端の医療になるのだ。
第一次世界大戦中には、軍病院として使用され、若い頃のアドルフ・ヒトラーもこの病院に入院したことがあるんだとか!
第二次世界大戦中もナチスも軍事病院として運用され、戦後はソ連軍の野戦病院に転用された。
1995年までロシア軍の占領地として使われていたという…。
冷戦時代の東ドイツでは、一部の建物は民間病院としても使われてきたが、統一後は次第に荒廃していく。
現在は、ほとんどの建物が廃墟化してしまい、崩壊寸前の状態で放置されている。

ヒトラーも使ってたってことは、当時でも有名な病院だったんだ!
ベーリッツ陸軍病院で起きる心霊現象は?
ベーリッツ陸軍病院は、ヨーロッパ有数の心霊スポットとしても知られている。
その理由は、単に廃墟であるというだけではなく、歴史の中で数えきれないほどの死と苦しみが重なった「場所の記憶」だ。
以下に、主に噂される心霊現象をまとめたので見ていこう!
- 空の病室から聞こえる兵士のうめき声
- 夜になると廊下をゆっくり歩く白衣の看護師
- 地下トンネルで突然消える足音や命令口調のドイツ語
- 誰もいない部屋のドアが突然閉まり、冷気が流れる
- 心霊写真に、血に濡れた軍服姿の男が現れる
中でも有名なのが「赤い病棟」と呼ばれる建物で、ヒトラーが実際に入院していたと思われる部屋では、夜な夜な視線を感じるという。



まだヒトラーの魂が残ってるのかな…?
ベーリッツ陸軍病院の現在の状況は?
現在、ベーリッツ・ハイシュテッテンの敷地の一部は再整備され「バウムクラウン(Tree Top Walk)」という空中遊歩道に!
多くの観光客が訪れられるようになっているという。
しかし、多くの病棟は依然として危険な廃墟状況であり、一般の立ち入りは制限や禁止されているとのこと。
一部のツアー会社は心霊ツアーや歴史見学ツアーを実施しているが、入場には許可が必要になる。



無断では絶対に入らないようにしようね!
いかがだっただろうか
今回は、【実話】ドイツ最恐の心霊病院「ベーリッツ陸軍病院」5つの怪奇現象と封印された歴史とは?について紹介した。
ベーリッツ陸軍病院は、ただの心霊スポットではなく、ドイツの近代史と戦争の爪痕をそのまま残した場所。
無数の命と記憶が交差する空間になっていて、訪れる者に強烈な印象と不安を残すであろう…。
幽霊が出るよりも、そこに眠る歴史の声が残っている…そんな印象を持つ人も少なくない。
入場する際は、きちんと敬意を持っていくのがベストだと個人的に思う!
それでは次回のお話で会おう。