オーストラリア・タスマニア島に位置するポート・アーサーは、かつて流刑囚たちが収容された世界的にも有名な刑務所遺跡だ。
過酷な労働、苛烈な監獄制度、そして多くの死者を生んだ歴史から、“オーストラリアで最も幽霊が出る場所”と呼ばれている。
現在は世界遺産として保存され、観光地としても人気だが、今なお心霊体験が後を絶たないと言われているのだ。
今回は、タスマニア最恐の幽霊遺跡のポート・アーサー!流刑地の歴史・怪奇現象・現在の姿を徹底解説!について紹介する!
ポートアーサーの歴史は?
イギリスから送られた流刑囚を収容するため、1830年に開設された。
木材の伐採や造船所などの労働施設が整えられ、囚人たちは厳しい環境で働かされたのだ。
そして、サイレント・システムと呼ばれる制度が導入され、囚人たちは常に沈黙を強いられたという…。
孤独な監禁や精神的圧迫により、精神を病む者が後を絶たなかった。
脱獄を試みて命を落とした者、病死や自殺者も多く、周辺の死者の島(Isle of the Dead)には約1,000人もの遺体が眠っている。
1877年に流刑制度が廃止され、刑務所は閉鎖…。
その後は観光地化が進み、現在は世界遺産「オーストラリア囚人遺跡群」の一部として保存されているのだ!
ポート・アーサーの心霊現象の噂は?
現在、ポート・アーサーで起きている心霊現象を以下にまとめてみた。
- 囚人のうめき声
- 幻影の目撃
- 死者の島の怪異
- 観光ツアーで起きる心霊現象
廃墟となった独房から、夜な夜な囚人のうめき声や足音が聞こえるという観光客の体験談がある。
警備兵や囚人の姿をした影が現れるとされ、観光客やガイドも目撃しているのだ…。
墓地のあるアイル・オブ・ザ・デッドでは、白い影や人影が写真に映り込むという報告が絶えない。
現在行われているゴーストツアーでは、参加者が突然寒気を感じたり、不可解な音を聞いたりするケースが多発している!
いかがだっただろうか
今回は、タスマニア最恐の幽霊遺跡のポート・アーサー!流刑地の歴史・怪奇現象・現在の姿を徹底解説!について紹介した。
現在はオーストラリアを代表する観光地のひとつになっている。
白昼は歴史遺産としての価値を学べる施設、夜は心霊体験を目的としたツアーが人気を集めている!
1996年に起きた「ポート・アーサー銃乱射事件」によって多くの犠牲者が出たため、慰霊の地としても厳かな空気が漂っているのだ…。
それではまた次回のお話で会おう。