神奈川県横浜市に、地元民ですら語りたがらない森がある。
通称はウイトリッヒの森と呼ばれていて、正式には市民の森という名で整備されているのだ。
昼間は家族連れが歩く静かな林道だが、夜になると一変して不気味な噂が広がる…。
この森には、どんな歴史が眠っているのだろか。
今回は、封印された横浜の最恐心霊スポット“ウイトリッヒの森”で起こる不可解な心霊現象とは?について紹介しよう!
森の由来は…?
ウイトリッヒの森の名前の由来は、在日スイス人建築家のアーノルド・ウィトリッヒ氏。
1930年代にこの地を所有していて、自然の保護への強い思いから、晩年には土地を横浜市に寄贈したのだ。
1983年にウィトリッヒ氏が亡くなった後に、横浜市が市民の森として整備している。

心温まる情景があるのに、なぜ心霊スポットになったんだろう?
焼け跡に刻まれた“99人”の死
「なぜ心霊スポットとして怖がられているんだろう?」と思う人もいると思う。
その鍵を握るのが、1955年2月17日に発生した火災事故なのだ!
森の隣にあった「聖母の園養老院」で発生した火災事故は、入居者99名・重傷職員8名の被害者を出した大惨事になってしまった…。
逃げ場を失った入居者たちは、建物ごと亡くなってしまったのだ!
この火災の犠牲者の遺族の一部が、当時近くの森に仮埋葬されたという噂があり「森に霊が残された」との噂も立つようになった。



火災の原因は入居者さんの捨てた懐炉の不始末だったんだって!
実際に起きた不可解な出来事
ウイトリッヒの森では、実際に白骨遺体が見つかったという過去がある。(詳細な身元や事件性は不明)
また、夜間に訪れた人からは次のような体験談が語られている。
- 誰もいないはずの森で、微かなうめき声が聞こえた
- 女性の幽霊を見たという噂が多数ある
- 森の奥へ行こうとしたら、GPSが狂って現在地が消えた
- 出ようとしても同じ場所をぐるぐる回る感じがした
上記の体験は、ただの噂話とは思えないほどリアルに語られていて、心霊系YouTuberの間でも“危険なスポット”として紹介されている!
現在のウイトリッヒの森の様子は?
2025年現在、ウイトリッヒの森は市民の森として整備しており、立ち入りは可能。
舗装された遊歩道やベンチも整備されおり、夜間の訪問はおすすめできない…。
横浜市に住んでいる人も「夜は絶対近づくな!」と言われているほど。
森の一部はバリケードで仕切られていて、進入できないエリアも存在している。
なぜか一部が空白地帯になっているという声もあるんだとか…。



夜行って何が起きても僕たちは責任取れないよ!
いかがだっただろうか
今回は、封印された横浜の最恐心霊スポット“ウイトリッヒの森”で起こる不可解な心霊現象とは?について紹介した。
ウイトリッヒの森は、公式には“癒しの森”として整備された場所。
その裏には人知れず消えた命、語られざる悲劇が眠っている。
そして今も、森の中では時おり、誰かの気配や声が聞こえてくるという。
果たしてそれは、人間の記憶が生んだ幻か、それとも本当に“何か”がそこにいるのか…
それでは次回のお話で会おう。