岩手県宮古市にある旧田老第一中学校は、かつて地域の子どもたちが通った学び舎だった。
しかし2011年の東日本大震災による津波被害で廃校となり、その後、怪奇現象が頻発している場所として語られるように…。
校舎跡地には震災の爪痕が色濃く残り、夜になると人影や声が聞こえるといった怪奇現象の噂が絶えないのだ。
今回は、岩手の心霊スポット!?旧田老第一中学校にまつわる歴史と怪奇現象の真実とは?について紹介しよう!
旧田老第一中学校の歴史は?
旧田老第一中学校は、岩手県宮古市田老地区に存在し、昭和中期に地域の拠点となる中学校として開校したのだ。
長年にわたり田老地区の子どもたちが通い、地域の教育の中心を担っていた。
そして2011年3月11日、東日本大震災の津波により壊滅的被害を受けてしまうのだ…。
その後、統合や移転の流れから廃校となり、現在校舎は取り壊されている。

東日本大震災は、かなりの被害が出たって聞いたよ!
旧田老第一中学校で噂される怪奇現象は?
震災で多くの犠牲者が出た田老地区では、旧校舎周辺にまつわる怪奇現象が語られるようになった。
以下に、特に有名な話をまとめたので見ていこう!
- 夜の校舎から子どもの笑い声が聞こえる
- 跡地に制服姿の生徒らしき人影が映る
- 校庭でボールを追う足音が響く
- 通りかかった人が「誰もいないのに見られている気配」を感じる
今でも「制服を着た女子生徒が現れる」というのは、語られているんだとか…。
地元民でも、怖くて近寄らないという人も多いんだという。



制服を着た女の子は、今でも学校に通いたいのかもね…。
現在の旧田老第一中学校はどうなってる?
旧田老第一中学校の旧校舎は、東日本大震災の津波で大きな被害を受け、その後解体されてしまった。
そのため、現在、旧校舎がそのままの形で残っているわけではないのだ。
跡地がどのように活用されているか、具体的な情報は公にはあまり出ていないが、周辺は災害からの復興が進められている。
なお、田老第一中学校は新しい校舎に移転し、現在も教育活動を続けているのだ!
この新校舎内には、震災の記録を後世に伝えるための震災資料展示室「ボイジャー」が設けられており、当時の状況や防災教育に活用されている。



悲惨な状況だったことを知れるのはいい機会だワン!
いかがだっただろうか
今回は、岩手の心霊スポット!?旧田老第一中学校にまつわる歴史と怪奇現象の真実とは?について紹介した。
旧田老第一中学校は、震災による悲劇の記憶とともに、心霊スポットとして語り継がれる存在なのだ。
心霊現象の噂は後を絶たない。
それ以上に「震災の記憶を伝える遺構」としての価値が大きく、訪れる人々に忘れてはならない教訓を与えてくれていると個人的に思う。
それでは次回のお話で会おう。