1959年、ソ連・ウラル山脈の雪山で、9名の登山者が不可解な死を遂げた…。
凍てつく猛吹雪の中、テントの内側から引き裂かれ、登山者は裸足のまま逃げ出した…。
このディアトロフ峠事件は60年以上たった今も、超常現象や軍事実験、異星人説などさまざまな憶測が飛んでいる。
今回は、ロシアで語られるディアトロフ峠事件の真相!9人の登山者が迎えた謎の死と、今も語られる心霊現象とは?について紹介しよう!
ディアトロフ峠事件の歴史と経緯
1959年2月、ロシア・スヴェルドロフスク州の北部にあるオトルテン山付近で、ウラル工科大学の登山グループ9名が消息を絶った。
彼らは上級者コースの冬山登山を計画していて、リーダーは登山経験豊富なイゴール・ディアトロフだったのだ。
しかし数日後、下山予定の報告が届かず、捜索隊が派遣された…。
9名の遺体が見つかった時に、人の常識を超えた状態で見つかった。
- 服を着ていない者
- 頭蓋骨が砕けている者
- 舌が失われている者
- 衣服から放射線反応が検出された者
現場には、他の人間や動物の足跡や痕跡は全くなかったと、捜索隊の記録もある。
イゴール・ディアトロフ率いるチームに何が起こったのか、それは誰にも分らなかった。
囁かれる心霊や超常現象の数々
この事件後、峠周辺では奇妙な目撃情報が相次いだ。
- 青白い光が山の上空に漂っていた
- 夜中にテントの方向から歌声が聞こえた
- 冬の吹雪の中、10人目の登山者を見た
一部の研究者は「軍の秘密兵器による爆発説ではないか」と唱えたが、放射線の存在や登山者たちの逃走経路がないのは説明がつかないのだ!
ロシアの心霊研究家たちは「あの峠には何か居続けている…」と語り続けている。
現在のディアトロフ峠はどうなっているのか
現在のディアトロフ峠は、世界で最も不気味な観光地として知られていて、毎年多くの心霊ハンターや登山者が訪れる。
しかし今もなお、不可解な現象が噂されている。
- コンパスが必ず狂う
- カメラを向けたら急にフリーズする
- 夜中に足音だけ聞こえる
現地では、犠牲者9名の慰霊碑が建てられ、彼らの霊を鎮めるための儀式が続けられている…。
だが、雪の覆われた峠の扇雀の中、彼らはまだ帰っていないという噂は…消えていないのだった。
いかがだっただろうか
今回は、ロシアで語られるディアトロフ峠事件の真相!9人の登山者が迎えた謎の死と、今も語られる心霊現象とは?について紹介した。
ディアトロフ峠事件は、科学でも説明できない恐怖と謎が今も残し続けている。
人間の狂気なのか、自然の怒りなのか…それともこの世ならぬ存在なのか…。
ただひとつ言えるのは、この事件が未解決という名の怪談として今も生き続けているということだ。
それではまた次回のお話で会おう。