日本の呪われた偉人3選!松尾芭蕉・菅原道真・明智光秀…名声の裏に隠された怨念と怪異とは!?

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歴史に名を残した偉人たちは、死後もなお語り継がれている。

しかしその中には、死してなおこの世にとどまり、奇妙な現象を引き起こした人物がいるのはご存知だろうか?

本記事では、文豪・学者・武将という異なる分野で名を残した、松尾芭蕉・菅原道真・明智光秀にまつわる逸話を調べてきた!

今回は、日本の呪われた偉人3選!松尾芭蕉・菅原道真・明智光秀…名声の裏に隠された怨念と怪異とは!?について紹介しよう。

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目次

松尾芭蕉 俳聖に宿る言霊の呪い

江戸時代前期の俳人である松尾芭蕉(1644〜1694)は、奥の細道で知られる日本文学の巨匠。

松を芭蕉は「俳句に魂を宿す」と信じ、言葉そのものに神秘的な力を感じていた。

しかしその晩年、芭蕉は旅の途中で高熱に倒れ、奇妙な言葉を残して息を引き取ってしまう…。

それが、以下の俳句だ。

旅に病んで 夢は枯野かれのを かけまわ

この句の夢が、今なお現実に彷徨っているという噂があるのだ…。

心霊現象はあるのか

三重県伊賀市の芭蕉誕生地では、夜に墨の匂いと筆の音が聞こえると語られている。

さらに、芭蕉庵の跡地(東京都墨田区)では、※句碑くひに近づいた人が文字が浮かび上がるのを見たという体験談もある!

文学者の中には「芭蕉の未発表句を書こうとすると手が動かなくなる」という心霊現象もあるんだとか。

句碑くひとは俳句を彫りつけた碑のこと。

現在はどうなっている?

現在も芭蕉庵跡地や伊賀市では多くの文学ファンが訪れるが、夜間は誰も近づかない。

伊賀市や墨田区在住の方さえも近づかない、静寂の結界と呼ばれている。

一部の俳句大会では、芭蕉の辞世句じせいくを題材にすると不幸が起きるとして、禁句扱いしている方もいるんだとか…。

菅原道真 天神となった怨霊

平安時代の学者であり、政治家であった菅原道真すがわらのみちざね(845〜903)

誠実な人柄で知られた菅原道真だったが、藤原氏の陰謀いんぼうによって九州の太宰府だざいふ左遷させん

左遷された地で、失意のまま亡くなってしまった…。

すると、菅原道真を左遷させんした貴族が次々と雷に打たれ、病に倒れたのだった!

心霊現象はあるのか

京都御所では落雷で清涼殿せいりょうでんが焼失。

皇族までもが命を落とし、人々は「道真の祟りだ!」と恐れていた。

その後、朝廷は菅原道真を天神として神に祀り、怨霊を沈めようとしたのだ!。

しかし現代でも京都や福岡の太宰府天満宮では、落雷や電気系統でんきけいとうの故障が異常に多いという都市伝説がある。

修復中の天満宮で、作業員が感電するという事故も数多く報告されているんだとか…。

現在はどうなっている?

現在、道真は「学問の神様」として全国の天満宮に祀られている。

ただし、雷神信仰らいじんしんこうの本質は今も消えず、学業成就がくぎょうじょうじゅを祈る学生たちの絵馬には

どうか怒らないでください…

という文が、時折見られるとか…。

明智光秀 本能寺の変を起こした武将の呪い

戦国時代の武将である、明智光秀(1528〜1582)。

主君・織田信長を討った「本能寺の変」で有名になったので、知っている人がほとんどだと思う。

その後の羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)との山崎の戦いに敗れた後、逃げる途中で落武者狩りの土民どみんに襲撃され、最期を遂げた…。

土民:その土地に住んでいる住民で、百姓ひゃくしょう農民のうみんを指す言葉

その後、光秀の遺体が見つからなかったことから、光秀は生き延びて怨霊となったとの伝説が残っている。

心霊現象はあるのか

京都の本能寺跡地では、夜中に甲冑姿かっちゅうすがたの武将の影が現れるとの目撃情報が絶えない…。

また、信長を祀る建勲けいくん神社では、雨の日に光秀の名前を口にすると雷が鳴るとも言われている。

福知山城では、夜に「誰かが見ている」という体験談も多く、地元では

光秀の怨念が城を守っている

と語られているというのだ…。

現在どうなっている?

京都にある福知山では、光秀まつりが行われている。

しかし、城の展示室では機械の誤作動が頻発するなど、今も光秀の怒りが静かに息づいているようだ。

ぜひ、福知山城に行った際は、光秀に敬意を持って接して欲しい。

いかがだっただろうか

今回は、日本の呪われた偉人3選!松尾芭蕉・菅原道真・明智光秀…名声の裏に隠された怨念と怪異とは!?について紹介した。

松尾芭蕉は、言葉に宿る霊力を。

菅原道真は、怒りの頼信を。

明智光秀は、裏切りと怨念の末路を…。

それぞれ違う人生ではあったが、今もなお歴史上の人物として名を残している。

人生の足跡を辿たどる時、あなたの背後にもそっと3人の影が立っているかもしれない…。

それではまた次回のお話で会おう。

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呪いは伝染する…
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