アメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィアにそびえるイースタン・ステート刑務。
19世紀初頭に建てられたこの巨大なゴシック様式の監獄は、かつて世界で最も近代的で人道的と称された。
刑務所の実態は、孤独と苦痛に満ちた恐怖の場所だったのだ…。
本記事では、刑務所の歴史や噂される心霊現象、そして現代の姿を詳しく追っていく!
今回は、アメリカ最恐のイースタン・ステート刑務所の監獄の歴史と心霊現象がヤバい!?について紹介する。
イースタン・ステート刑務所の歴史は?
1829年に開設されたこの刑務所は、囚人を独房に閉じ込め、沈黙の中で「自らの罪を反省させる」ことを目的とした。
このシステムを、ペンシルベニア・システムと呼んでいる。
この方式は当時画期的と言われたが、実際には囚人の精神を蝕み、多くの錯乱や自殺に追い込まれた。
有名な収監者の一人は、禁酒法時代の大物ギャングであるアル・カポネも含まれている。
アル・カポネは独房の中で贅沢な暮らしをしていたが、その中で亡霊に苛まれ続けたという逸話が残されている…。
1971年に閉鎖されるまでここには約142年に渡り、数万人もの囚人が収監され、その多くが苦悩の中で人生を終えたのだった。
イースタン・ステート刑務所の心霊現象は?
イースタン・ステート刑務所は、アメリカで最も幽霊が出る刑務所としても知られている。
どんな心霊現象が出るのか、以下にまとめてみたので一緒に見ていこう!
- 足音や声の幻聴
- 黒い影の出現
- アル・カポネの亡霊体験
- 囚人の叫び声
誰もいない独房棟でささやき声や足音が聞こえるというのだ。
そして通路を横切る時に、黒い人影が何度も目撃されている…。
アル・カポネは独房内で「銃撃に撃たれた敵の幽霊に取り憑かれた」と怯え続けた。
地下牢からは、拷問を受けた囚人のうめき声が響くと噂されている。
こうした心霊現象の数々から、多くの心霊番組や調査チームがここを訪れ、世界的な心霊スポットとして有名になったのだった。
現在のイースタン・ステート刑務所はどうなっている?
現在の刑務所は、観光名所として一般公開されている。
昼間は歴史ツアーが行われる一方、夜にはホーンテッド・アトラクションとして心霊イベントが開催される。
廃墟の中でガイド付きツアーを体験できるだけではなく、世界中の心霊ファンが集まる人気スポットとなっている。
もし、ペンシルベニア州に遊びに行く際は、ぜひ立ち寄ってみたらいかがだろうか?
いかがだっただろうか
今回は、アメリカ最恐のイースタン・ステート刑務所の監獄の歴史と心霊現象がヤバい!?を紹介した。
イースタン・ステート刑務所は、かつて最新の刑務所だったが、囚人は罪を償うどころか地獄のような日々だった。
閉鎖から半世紀が経ち、囚人たちの苦悩と叫びは石造りの壁に刻まれ、訪れる人々を恐怖へといざなっている。
あなたは、このアメリカ最恐の刑務所に足を踏み入れる勇気があるだろうか?
それではまた次回のお話で会おう。

