愛と狂気が生んだ怪談…阿部定事件にまつわる都市伝説と心霊現象とは?

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昭和初期、日本を震撼させた阿部定事件。

愛と執着、そして狂気が絡み合った実録事件はその衝撃性から後世に数多くの都市伝説を生み出してきた。

実際の事件に根差しながらも、現在では「呪いの女」や「愛に取り憑かれた怨霊」として心霊現象と結び付けられることに…。

今回は、愛と狂気が生んだ怪談…阿部定事件にまつわる都市伝説と心霊現象とは?について紹介していこう!

目次

阿部定事件とは?

1963年、東京で起きた実際の事件。

芸者出身の女性であった阿部定は、愛人関係にあった料理屋の店主である石田吉蔵をかなり愛していた。

そして阿部定は、石田の周りにいる女性や正妻に嫉妬し、ついに殺害してしまう…。

その後、彼の遺体を切除し、決して誰にも渡さないという執着を示したのだった。

この事件は大衆の関心を集め、当時の新聞や雑誌を連日賑わせ「愛と狂気の象徴」と語り継がれてきたのだ!

都市伝説化された阿部定

この事件はやがて「女の情念が幽霊となって残る」という形で都市伝説になったと言われている。

阿部定の怨念が、恋人を奪う女不倫をする男女に祟りをもたらすとされるのだ。

実際に東京の事件現場や吉蔵が営んでいた店跡地で、女性のすすり泣く声を聞いたなどの目撃証言もある。

阿部定を演じた杉本彩も、阿部定の霊が体の中に入ってしまうという体験談もある。

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呪いは伝染する…
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