フィンランド・ヘルシンキにあるアレキサンダー劇場は、19世紀から続く歴史的な建物。
今も舞台芸術の中心地として多くの人に親しまれているのだ。
ところが、この美しい劇場には「5人の幽霊が取り憑いている」と語られており、舞台裏に潜む恐ろしい気配を目撃したという。
芸術と霊が交差するアレキサンダー劇場は、今なお心霊ファンの注目を集める場所となっている。
今回は、アレキサンダー劇場に彷徨う5人の幽霊たち!フィンランド最古の劇場を取り巻く怪奇現象とは?について紹介する!
アレキサンダー劇場の歴史とは?
アレキサンダー劇場は1879年、ロシア皇帝アレクサンドル2世の名を冠して建設された。
当時フィンランドはロシア帝国の支配下にあり、この劇場はロシア人のための文化施設として使用されてきた。
その後、フィンランド独立後もヘルシンキを代表する劇場として長く使われ続けている!
しかし、その華やかな歴史の裏で数々の事故や不幸が重なり、劇場は「幽霊が出る場所」として有名になっていくことに…。
彷徨う5人の幽霊たちと心霊現象とは?
アレキサンダー劇場では「5人の幽霊」がいると語られており、それぞれの存在が奇妙な体験と結び付けられている。
兵士の霊
劇場建設に関わったロシア兵士。
このアレキサンダー劇場の廊下で、軍服姿の影が目撃されることが多い。
ダンサーの霊
舞台上で転落死したとされる女性ダンサー。
劇場内の舞台で、深夜にバレエを踊る影が見られる。
照明係の霊
作業中の事故で命を落とした舞台スタッフ。
夜中の劇場で観客がいないのに、照明が勝手に点いたり消えたりする現象が起きる。
女性観客の霊
アレキサンダー劇場の公演中に急死した観客。
真ん中の座席に座る「白い服の女性」が度々報告されている。
支配人の霊
生前にアレキサンダー劇場を取り仕切っていた人物。
仕事熱心だったようで、舞台裏で怒鳴り声や足音が聞こえることがある。
そして、主な怪奇現象を以下にまとめた。
- 公演中、出演者がいないのに誰かが立っている。
- リハーサル中、客席から人の声が聞こえる。
- 舞台裏の決まった場所に、異常な冷気が漂う。
- 複数の舞台関係者が「説明できない現象」を体験している。
アレキサンダー劇場に訪れた人々は、不可解な現象を目にすることが多いという。
いかがだっただろうか
今回は、アレキサンダー劇場に彷徨う5人の幽霊たち!フィンランド最古の劇場を取り巻く怪奇現象とは?について紹介した。
現在も劇場は現役で使用されており、オペラやバレエ、演劇などが上演されている。
観光客にとっては歴史ある文化施設だが、地元では、幽霊の出る劇場としてもかなり有名になっている。
近年は心霊ツアーやオカルト番組で取り上げられることも増え、芸術と怪奇が共存する場所として世界中の注目を集めているのだ。
それではまた次回のお話で会おう。