謎すぎる…そう評されることが多いホラー映画「アントラム」。
1979年に“呪われたフィルム”として存在したという設定から、映画祭関係者の奇怪な死、劇場が炎上!
当時の観客のパニックまで、その呪われた逸話は枚挙にいとまがない…。
実際、これはすべてフィクションだが、その巧みなモックドキュメンタリー演出によって、観る者の心理に深く影を落とすホラー体験となっている。
本記事は、その背景と演出の裏側、そして現在どこで観られるのかまで、全部まとめて掘り下げていく!
今回は、アントラム〜史上最も呪われた映画〜の謎を徹底解析!歴史・心霊伝説・今どうなってる?について紹介していこう。
アントラムの制作と公開
『アントラム』は2018年制作のカナダ発ホラー映画で、David Amito と Michael Laicini が監督・脚本を担当!
モックドキュメンタリー形式で、1979年に撮られた“呪われた映画”という体裁になっている。
開幕と締めにドキュメントパートが挟まれてる構成になっているのだ。
呪われた逸話の噂
この映画を上映しようとしたプログラマーたちは、次々と謎の死を遂げたと言われている。
ジャネット・ヒルバーグは発作で、トム・スティルムは感電で、ジョー・バリンジャーはオニダルマオコゼに刺されて亡くなった…と。
1988年にハンガリー・ブダペストで上映された際には、劇場が火災に見舞われ56人の観客が犠牲になった。
しかし、不思議なことにフィルムだけは無傷だったそう…。
さらに、1993年にサンフランシスコで再上映された際には、ポップコーンにLSDが混入されるという事件が発生!
パニックに陥った観客によって妊婦が圧死し、この事件以降、この映画のフィルムは行方不明になったと伝えられている。

実際はマーケティング戦略の一環と言われているんだ!



噂なので真偽はわからないよね…
心理的ホラーとしての演出と視聴者の反応
演出の仕掛けは、サブリミナル映像、バイノーラルオーディオ、オカルト記号(17世紀のソロモンの鍵などを参考にしたルーン)が散りばめられている。
見てるだけで不安になるような構成になってる映画なのだ!
Redditではこんなコメントも…。
It’s just marketing. Curses aren’t real.(呪いなんてただのマーケだよ)
I almost felt panicky and anxious… it really got under my skin.(なんかすごく不安になった、ゾワッときた…)
The amount you allow yourself to believe in the potential curse… correlates to how scary you’ll find the movie. (呪いをどれだけ“信じるか”で怖さの感じかたが変わるホラー体験)
Redditでは、本場の映画のリアルな声も聞けるので、臨場感を体験したい人はぜひ検索してみて欲しい。



これは観たい映画のひとつだね!
アントラムが配信されているサブスクは?
2018年10月にブルックリン・ホラー映画祭で世界初上映された後、ブリュッセルやシッチェスなど各国の映画祭に出品され、話題を呼んだ。
2019年には北米で配信され、VODやストリーミング、さらにはVHSでもリリースされたのだ!
Amazonプライムでトレンド1位になるほどの人気を集め、日本でも2020年2月に公開されている。
批評家サイト「Rotten Tomatoes」などでは、
- 不気味な雰囲気が最高!
- 他にはない独特のスタイル
- 現実と虚構の境目が揺らいでいくようだ
といった好意的なレビューが多く見られる。
一方で、物語のテンポの遅さやプロットの物足りなさを指摘する声もあり、評価が分かれる作品でもあるのではないだろうか?
配信サービス | 配信状況 | 無料期間と料金(税込) |
---|---|---|
Rakuten TV | レンタル | なし 登録無料 |
TSUTAYA DISCAS | レンタル | なし 【宅配レンタル】 旧作:399円~、新作:630円~ |
いかがだっただろうか
今回は、アントラム〜史上最も呪われた映画〜の謎を徹底解析!歴史・心霊伝説・今どうなってる?を紹介した。
アントラムは“呪われた映画”という都市伝説を演出するためのモックドキュメンタリー型ホラー映画!
1979→1988→1993という年代ごとの“災害伝説”はすべて脚本なのではないかと言われているのだ…。
その演出と心理的仕掛け(バイノーラル音、サブリミナル、オカルト記号)が視聴者に奇妙な不安を抱かせるのだ。
現在は、Rakuten TVとTSUTAYA DISCASで配信されているが、終了している場合があるので注意して欲しい!
それではまた次回のお話で会おう。