カナダ・アルバータ州バンフの名門ホテル、「フェアモント・バンフ・スプリングス」。
その壮麗な外観とは裏腹に、8階873号室には「家族の悲劇」と「霊にまつわる怪談」が静かに語り継がれている。
今回は、フェアモント・バンフ・スプリングスホテル “873号室”封印された家族の霊の真相に迫る!について紹介しよう。
873号室の歴史と封印の理由は?
伝承によれば、ある晩、父親が妻と幼い娘を部屋で殺害し、自らも自殺するという悲劇が発生。
以後、血の跡が壁に浮かび、客室内で悲鳴が響いたといわれている。
これによりホテル側は部屋を封鎖、壁で塞いだという話が広まりました。
実際、8階廊下には873号室が消えた痕跡があり、「871→(空間)→875」へと繋がる奇妙な間隔が存在するのだ!
壁は薄く、ノックすると空洞のような音がするそう…。
ベルボーイの霊
1970年代にこのホテルでベルボーイとして働いていたサム・マックリーは不運の事故で亡くなりましたが、亡くなった後もこのホテルにさまよい続けています。幽彼は、幽霊になった今でもホテル中で、エレベーターのドアを開け閉めしたりしてベルボーイの仕事をしているそうです。
バンフスプリングスホテルの花嫁
このホテルにさまよう幽霊の中でもっとも有名なのが花嫁の霊です。
ある若い夫婦が1930年代にこのホテルで結婚を挙げる予定で、ブライダルスイートルームを借りました。ただ、披露宴が始まる前に悲劇が起こりました。花嫁が花婿が待っているダンスルームに行く途中で、大理石の階段に並べられたろうそくをウェディングドレスで倒してしまいました。その際にウェディングドレスに火が移り、きパニック状態になった花嫁は大理石の階段から滑り落ちてしまい、亡くなってしまったそうです。それからというもの、その花嫁の霊はその事件があった階段を上っている所や、ダンスルームで一人寂しく踊っていたり、花嫁が泊まっていたブライダルスイートから奇妙な音が聞こえてくる事があるそうです。
バンフスプリングホテルの現在
現在でもこのホテルは営業しているので、カナダに行く際は幽霊を見に泊まってみてはいかがでしょうか?
バンフスプリングホテルのウェブサイト(日本語サイトあり)
http://www.fairmont.jp/banff-springs/