ブラッド・ホスピタルは、地元では正式名称が伏せられている元精神科病院。
地元では「血まみれの病院」として知られている廃墟となる。
当記事では、この病院で何が行われていたかなどを徹底解説していく!
今回は、血塗られた廃墟「ブラッド・ホスピタル」ブラジル最恐の病院伝説を徹底調査!について紹介していこう。
ブラッド・ホスピタルとは?
ブラッド・ホスピタルは先にも紹介したが、正式名称が伏せられたまま地元で有名になった廃病院。
リオデジャネイロ郊外、またはサンパウロ州の山間部に存在していると噂されている。
この病院は1950年代後半に建設された精神病院だった。
外界から隔絶された環境にあり、長らくメディアにも取り上げられず、秘密裏に運営されていたのだ。

誰とも連絡取るな、誰とも会うなという生活か…。
なぜ血まみれの病院と言われるのか?
当時から勤めていた人の内部告発によると、患者は人権を完全に無視された扱いを受けていたという。
その内容は、以下の通りになる。
- 食事制限や拷問のような拘束
- 必要のない電気ショック療法
- 効能不明の薬物投与
- 強制的な外科的手術
特に悪名高いのは、脳の一部を取り除くロボトミー手術が無数に行われていたことだ。
これにより、患者たちは感情や記憶を失い、事実上の「廃人」にされてしまったことだという。



脳が正常だった人がいきなり廃人になるのはおかしい手術だよね!
違法な臓器売買
さらに、重篤な患者たちを対象に、臓器の摘出や売買が行われていたという証言もある。
売られた臓器は、裏社会のネットワークを通じて国外に流れていたとも噂されている。
死亡した患者は死亡届も出されず、病院の地下施設で秘密裏に亡くなっていた可能性が高いのだ!



秘密裏で亡くなるって怖いワン…
事件と閉鎖までの経緯
1982年、ある看護師が匿名で内部告発していたことが判明。
警察が調査に乗り出したが
- 上層部からの圧力
- 証拠隠滅
- 恐怖心からの証言撤回
上記の3つが原因とされ、正式な※訴追はされなかったのだ。
※刑事事件において、被疑者(俗にいう容疑者)が犯罪を行ったことを立証できると検察官が判断したときに起訴(裁判所に審理を求める検察官の公訴提起のこと)すること
しかし、内部に放置されていた遺体の一部や、異臭が漂う地下通路、異常に損壊された手術器具が発見され世間を震撼させた。
これを受けた病院は閉鎖され、その後放置されて廃墟と化したのだった…。



放置ってどんな形でなんだろう…



亡くなった方も浮かばれないよな。
現在のブラッド・ホスピタルは?
このブラッド・ホスピタルの建物の中には、以下のようなものがあるという。
- 血の跡が染み付いた壁
- 錆びたストレッチャー
- バラバラになった医療器具
そして極め付けは、焦げたような黒いシミのあるベッドが今も取り残されているのだ!
探索者たちの報告では
- 誰もいないはずの病棟から「足音」がする
- 壁越しに誰かが何かを叩く音が聞こえる
- 白い服を着た人影が一瞬見える
などの怪奇現象が報告されている。
また、地下に入った者は体調不良を訴えるケースが多く「何かに取り憑かれたのではないか」と恐れられているという話もある!



「何か」とはなんなのか究明してみたいワン…



ゴースト怖いこと言わないでよ…
都市伝説と噂
このブラッド・ホスピタルは、地元では恐れられているが、都市伝説も数多く存在している。
現在も地元では、以下のような都市伝説が存在する。
- 夜中に病院周辺でうめき声がする
- 地下から手招きする影が現れる
そして、写真を撮ると亡くなった患者さんの姿が映るという噂が絶えないのだ。
一部の噂では「この病院を封印するために、正確な場所を公表してはいけない」とも言われている。



正確な場所がわからないのが一番怖いと僕は思うんだけど…



見に行こうとして、私有地に入ってしまうと犯罪になることが多いワン!
いかがだっただろうか
今回は、血塗られた廃墟「ブラッド・ホスピタル」ブラジル最恐の病院伝説を徹底調査!について紹介した。
ブラッド・ホスピタルは単なる心霊スポットではない。
実際に非道な行為が行われた疑惑があり、まさに“生き地獄”の舞台となってしまった負の遺産なのだ…
恐怖を感じるのは単なる幽霊話以上に、人間の狂気と無慈悲さそのものに対してなのかもしれない。
それでは次回のお話で会おう。