2001年、アメリカのオークションに出品された一つの古びたワインキャビネット。
ユダヤ伝説に登場する悪霊“ディブク”が封じられていると噂されるこの箱は、世界で最も有名な呪いの品として知られるようになった…。
今回は、呪いの箱と言われてるディブク・ボックスの真実…実話の歴史、心霊現象、そして現在の行方とは!について紹介する。
ディブク・ボックスの歴史は?
2001年、オレゴン州ポートランドの骨董商ケビン・マニスは、ホロコーストを生き延びたユダヤ人女性の遺品として古いワインキャビネットを入手した。
女性は「これは保管しておくものだが、決して開けてはいけない」と強く言い残していたという。
マニスがこのキャビネットをeBayに出品すると、落札した人々が次々に怪異が起きていったのだ!
強烈なアンモニア臭や謎の影の出現、連夜の悪夢、そして髪の脱落や皮膚炎などの身体被害まで…。
所有者は恐怖に耐えられず、すぐに手放してしまう事態が続いてしまった。

この箱は何が入ってて、何の呪いが起きているんだろう?
ディブクボックスを持っていると起こる心霊現象とは?
上記では、ディブク・ボックスの歴史について紹介した。
このディブク・ボックスを持っていたらどんな心霊現象が起きるのか、気になる人はいるのではないか?
以下に、ディブク・ボックスを所持したらどうなるのかまとめてみた。
- 開封時に漂う強烈な悪臭(アンモニアや腐敗臭)
- 家の中を這う人影や奇妙な影の動き
- 所有者やその家族が悪夢や睡眠障害に苦しむ
- 髪の脱落、皮膚の発疹、倦怠感などの身体症状
- 電化製品が突然壊れる、誤作動する
- 精神的不調(不安、うつ症状)の悪化
上記の心霊現象は所有者が変わるたびに繰り返され、恐怖は連鎖したと言われている。



睡眠障害は結構きついって聞くワン!
現在のディブク・ボックスはどうなっている?
最終的に、この箱はラスベガスのザック・バガンズホーンテッド・ミュージアムに収蔵されている。
ガラスケース越しに公開されているが、厳重な管理の下で決して開封されることはない。
この展示はテレビ番組「Ghost Adventures」でも特集されたのだ!
見学した有名ラッパーのポスト・マローンがその後立て続けに不運に見舞われたエピソードが拡散。
いまもなお、世界中のオカルトファンや心霊研究家から「最も呪われた品」として恐れられている…。



今、日本の心霊研究家の間でも話題になっているんだって!
ディブク・ボックスをめぐる陰謀論がある!?
ディブク・ボックスは、数々の陰謀論があるのはご存知だろうか?
- 本当に悪霊が封じられているのか?
- ディブク・ボックスの所有者による作り話や誇張説
- オークションで話題を作るための策略説
- ユダヤ教の伝承「ディブク」の伝説が、現代的な都市伝説として利用された可能性
「本当は何もないただのワインキャビネットなのではないか?」という噂も広がっている。
この陰謀論は信憑性がないので、検証しようがないのが痛いところだと海外の心霊研究家も話しているというのだ!
真偽は定かでないものの、この箱の存在は世界中で語り継がれている。
2012年には映画「ポゼッション」として脚色されるなど、現代のホラー文化に強い影響を与えているのだ。



確かにどう検証すればいいかわからないよね。
いかがだっただろうか
今回は、呪いの箱と言われてるディブク・ボックスの真実…実話の歴史、心霊現象、そして現在の行方とは!について紹介した。
ディブク・ボックスは、アメリカのオークションサイトに突如として現れたワインキャビネットだった。
心霊現象はかなり多く、身体に影響を及ぼすものばかり…。
ディブク・ボックスの恐怖は“実在するのか”、それとも“語り継がれた結果の幻想”なのか?
今もディブク・ボックスはラスベガスの展示室で封印され、来訪者を無言のまま見つめ続けているのだ。
それでは次回のお話で会おう。