北海道の中央部に位置する岩見沢市。
この静かな街の片隅に、かつて存在した一軒の病院があった。
すでにその建物は取り壊され、地図上からもその姿を消しているが、そこで起きたことは今も人々の記憶に残っている。
今回は、旧岩見沢病院事件がヤバい…今も語られる幽霊と叫び声の正体とは?について紹介しよう!
旧岩見沢病院の歴史
旧岩見沢病院は、戦前〜戦後直後にかけて岩見沢市郊外に開設されたとされる小規模な民間病院になる。
昭和中期までは、地域の内科・小児科として一定の信頼を集めており、近隣住民のかかりつけ病院として存在していた。
ところが、1970年代後半から突如として閉鎖されたのだ!
理由については、経営難や医師の失踪など、信憑性の異なる説がいくつも囁かれるようになっていく…。
廃墟となった建物は長らく放置され、次第に心霊スポットとして知られるようになったのだ。

旧岩見沢病院はどこにあったんだろう?
広まった心霊現象と都市伝説
旧岩見沢病院で特に有名な心霊現象を、以下にまとめたので見ていこう!
- 「張り紙」の謎
- 建物内部の壁や扉、窓枠に「〇〇するな」「ここに入るな」「くるな」「ここはダメ」など、まるで何かを警告するかのような手書きの張り紙が多数貼られていたと言われている。
- 白衣の女の幽霊
- 深夜に訪れた若者たちが「2階廊下で白衣を着た女に睨まれた」「誰もいない診察室から視線を感じた」などの証言を多数残している。
- 精神科の噂と“隠された地下室”
- 非公開の診療記録が残されていたという話もあり、「ここでは一時期、精神病患者が隔離されていた」という説が浮上。
- 動かないはずのストレッチャーが動いた
- 誰もいない廊下でストレッチャーが「ギィ…」と音を立てて数センチ動いたという報告があり、動画にも一部残されている。
中には「中に入って以降、1週間ずっと熱が下がらなかった」と語る人もいるんだとか…。
張り紙の中に、真っ赤な張り紙を見つけた人は数日後に亡くなってしまうという噂もある。



赤い張り紙って一番怖いワン…
現在の旧岩見沢病院は?
旧岩見沢病院は2010年代前半に完全解体され、現在は更地となっているのだ。
建物自体は跡形もなく、空き地のようになっている。
地元では今も忌避される土地として語り継がれており、誰もその周辺に家を建てようとしないんだとか…。
また、Googleマップや地図サービスで正式な病院名が出ないことも不気味さを助長しているのも事実なのだ。
ネット上では時折、「この場所だけ異様に空気が重かった」「スマホの電源が切れた」といった体験談が語られている。
心霊マニアの間では“行ってはいけない廃病院跡”として有名だ!



どこにあったかわからないのもすごい不気味だね。
いかがだっただろうか
今回は、旧岩見沢病院事件がヤバい…今も語られる幽霊と叫び声の正体とは?について紹介した。
岩見沢市自体は静かで治安もよい土地である。
なぜこの病院だけがこれほどまでに“闇”としては語られているのかは、いまだに解明されていない。
「閉鎖された理由」も、「本当に幽霊が出たのか」も、すべては廃墟とともに土へ還ってしまったのではないか…。
それでもこの土地に訪れた者たちは口を揃えて言う。
「ここだけ、何かが残ってる感じがする」と。
それでは次のお話で会おう。