スコットランドのウェスト・ダンバートンシャー州に、美しいヴィクトリア様式の古い石橋がある。
しかしこのオーバートン橋には、世界中の愛犬家を震撼させ、別名犬の自殺橋と呼ばれている。
1950年代から現在に至るまで、数百匹もの犬が突如としてこの橋から身を投げているのだとか…。
なぜこの橋で犬が身を投げるのか…最新の動物行動学と地元に伝わるケルトの伝承から、謎を解き明かしていこうと思う。
今回は、犬の自殺橋と呼ばれているオーバートン橋の謎!スコットランドの科学者が挑む見えない誘惑の正体とは!?について紹介しよう。
美しき石橋であるオーバートン橋と薄い境界線の伝説
オーバートン橋は1895年に完成した歴史ある建物だが、その土地には古くから奇妙な伝承が残っている。
産業革命時代の富豪によって建てられたこの橋は、優雅なデザインで知られていた。
かいくん当時は何の変哲のない、ただの移動手段だったんだよね〜!
この地は古くから、ケトル語で薄い場所(Thin Place)と呼ばれていた。
これは、現世と霊界の境界線が薄くなり、二つの世界が交差する場所を意味している。
そして極め付けに、1950年代に最初の犬の転落が報告されて以来、その数は異常に増え続けた…。
特に晴天で何も視界が遮断されていない時に、橋の右側にある特定の欄干から飛び降りるのだという。
犬を狂わせる見えない何かがいる?
オーバートン橋で起きる現象は、単なる偶然では片付けられない特異な特徴がある。
飛び降りる犬の多くは、コリーやゴールデンレトリバーなどの鼻が利く犬種であると言われているのだ。
この犬種が橋のある地点に行くと、何かに取り憑かれたように欄干を飛び越えてしまう…。
最も驚くのが、高さ15メートルの橋から飛び降りて奇跡的に助かった犬が、再び橋に戻り、また同じ場所から飛び降りようとする事例も!
地元では、100年以上前に亡くなったオーバートンの白い貴婦人の霊が、犬を呼び寄せている説が濃厚なのだとか…。
こわちゃん寂しいのかな…ククク…
科学的に解明と現在は?
長年ミステリーとされてきたこの現象に対し、現在はどのような見解がされているのか調べてみた!
動物学者の調査により、橋の下に生息するミンクの非常に強い匂いが犬の狩猟本能を刺激しているという説だ。
特定の風の向きの際、その匂いが欄干付近に滞留し、犬を狂わせるのではないだろうか?
現在、橋の入り口にが「必ず犬のリードをつけ、目を離さないように」という公式の警告看板が設置されている。
これにより、犬の飛び込み件数は減少傾向にあるが、今もなお匂いにだけでは説明しきれない異常な行動を見せる犬もいるんだとか…。
かいくん減ったのはいいことだけど、愛犬家は連れて行きたくなくなるよね…
科学的根拠が証明されつつある一方で、今もなお世界中の超常現象調査隊が訪れ、見えないエネルギーの測定を行っている。
いかがだっただろうか
今回は、犬の自殺橋と呼ばれているオーバートン橋の謎!スコットランドの科学者が挑む見えない誘惑の正体とは!?について紹介した。
オーバートン橋の謎はミンクという現実的要因と、ケルトの伝承という神秘的な要因の二つに引き裂かれたまま…。
科学がどれほど進歩していても、犬たちが何かを感じ、なぜ瞬間的に飛び降りるのか、その心は完全に知ることはできない。
もしあなたが愛を連れてこの美しい橋を訪れるなら、どうかその手を離さないで欲しい。
そこには人に見えない、抗いたい呼び声が今も響いているのかもしれないから…。
それではまた次回のお話で会おう。

