トレスソン城の花嫁

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フランス

現在でも助けを求め泣き叫ぶ花嫁

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トレスソン城の歴史

トレスソン周辺の歴史は非常に古く、8世紀頃にはすでにプロエルメル領主がその地域一帯を所有していました。その後13世紀ぐらいからはトレスソン家が、プロエルメル家に変わって所有し始めたと記録に残されています。実際にトレスソン城が造られたのは15世紀で、1773年まではカルネ–トレスソン家の財産となりました。そして現在はプンリー伯爵夫人が所有しているという事です。

幽霊が出るようになった経緯

ある若い花嫁の結婚式の朝に彼女の兄弟と思われる2人によってさらわれて、城のレンガの中に生き埋めされてしまいました。彼女は一生懸命懇願して泣き叫びましたがその願いも届かず、彼らは彼女をその場に置き去りにして殺してしまいました。ちょうど偶然にも城の近くの森で狩りをしていた者が、どこからともなく聞こえてくる女の叫び声に気がつき、声の方に行ってみると2人の男が去っていくのを目撃したので、慌てて城の中に行った所、すでに助けを求める声が聞こえず、亡くなってしまっていました。の時の領主によって命じられた大規模な捜査にもかかわらず、結局花嫁が誰であったのかを突き止めることはできませんでした。現在でもその花嫁の霊が城を夜な夜なさまよっているという噂が流れています。

現在の城の様子

現在この城は個人の所有物となっているため立ち入ることができませんが、城の外でも今も助けを求めて泣き叫ぶ花嫁の声が聞こえてくるようです。

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