1915年、北海道で起きた三毛別羆事件は、日本の歴史史上最も凄惨な獣害事件として語り継がれている。
7名の命を奪った、巨大羆の襲撃…
そして事件から100年以上経った今も、現場跡では不可解な出来事があるという。
これは単なる史実では終わらない、祟りのような現象が今も息づく、日本最恐の実話なのだ…。
今回は、日本最恐の獣害事件の真実…三毛別羆事件跡に残る“地獄の声”とは?について紹介しよう。
100年経っても色褪せない“獣害史上最悪”の惨劇とは?
1915年(大正4年)、北海道苫前郡苫前村三毛別(現在の苫前町)で発生した、日本最悪の「三毛別羆事件」だ。
冬を迎えた三毛別の開拓集落に、1頭の巨大な羆(推定体長2.7mで体重340kg以上)が現れ、住民たちの生活を脅かし始めた。
最初の襲撃は12月9日、民家に侵入した羆は、家にいた妊婦をはじめ複数人を惨殺…。
その5日後の12月14日にはさらに凄惨な第二の襲撃が発生してしまい、最終的に7名が死亡、3名が重傷という大惨事になってしまった。
事件の凄まじさは全国に衝撃を与え、現在でもノンフィクション作品やドキュメンタリーなどで語り継がれている。

熊ってかなり力強いって聞いたことある…



爪で引っ掻かれたら終わりって何かの番組でも言ってたなぁ。
現地で語られる叫び声と人影
現在、事件のあった三毛別地区には「三毛別羆事件復元地」という羆のモニュメントと復元小屋が開設されている。
事件現場の周辺では、以下の噂が囁かれている。
- 夜に「助けて」という女性の声が聞こえる
- 草むらの奥に、人影のような黒い塊が見える
- 記念写真に顔のようなものが写る
- 誰もいないところで人の足跡が浮かび上がる
三毛別羆事件復元跡地は心霊スポットとしては認知されていないが、上記から心霊スポットと誤解されやすいところではある。
ずっと住んでいる地元の人の中には「あそこには行くな」と今でも子供達に言い聞かせてる人も多い。
観光地化されている場所ではあるが、静かに恐れられている場所になっている…。
整備された復元地と残る異様な空気とは?
現在は、苫前町によって三毛別羆事件復元跡地として、復元小屋・慰霊碑・資料パネル・羆の模型などが展示されている。
観光施設とはいえ、その場所に一歩足を踏み入れると、周囲の森が異常なほど静まり返り空気が重く感じられると話す人が多い。
特に夕方以降の訪問を避ける人が多く「日が沈む前には絶対に幽霊も羆も出る」という地元の暗黙のルールも存在するんだとか…。
また、復元小屋内にある、最後に襲撃された家の再現はあまりに生々しく、途中で断念する人も珍しくないという。



小屋の中の再現を見たい方は行ってみるといいワン!
いかがだっただろうか
今回は、日本最恐の獣害事件の真実…三毛別羆事件跡に残る“地獄の声”とは?について紹介した。
三毛別羆事件は、実際に新聞にも大きく掲載された実話だが、その後に起こる不可解な現象の数々は、単なる史実の域を超えている。
訪れる人々の中には
- 妙な圧迫感を感じた
- 耳鳴りが止まらなかった
- 頭痛と寒気に襲われた
など、身体的な異常を訴えるケースも多数報告されている。
現地を訪れる際は、敬意と慰霊の心を忘れずに、決して面白半分で立ち入らないことをお勧めする。
それではまた次回のお話で会おう。