韓国・ソウル市内を流れている、漢江にかかる聖水大橋。
現在は車も人も普通に通行できるが、1994年に韓国史上最悪の事件が起きてしまう!
本記事では、聖水大橋の歴史から事件の詳細、心霊現象や現在の様子を解説していこうと思う。
今回は、【韓国最恐の橋】聖水大橋で起きた崩落事故と心霊現象とは?について紹介する。
聖水大橋とは?
聖水大橋の読み方はソンスデギョと読み、1977年に建設が始まり、1979年に開通した橋になる。
ソウル特別市の城東区と江南区を結ぶ、重要な交通路になっている。
以下は、聖水大橋の詳しい概要になる。
建設開始 | 1977年 |
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完成 | 1979年 |
構造 | プレートガーダー橋 |
場所 | 漢江中流、聖水洞と往十里を結ぶ交通要衝 |
全長は1,160mにも及び、漢江にかかる複数の橋の中でも、最も交通量が多い橋なのだ!
この聖水大橋は、建設からわずか15年後の1994年10月21日に、信じられない大事故を起こしてしまう…。
1994年 聖水大橋崩落事件
聖水大橋が崩落したのは、1994年10月21日午前7時40分に起きた。
通勤や通学で車両やバスが橋を渡ってた時に、橋の中央部が突然崩落!
当時、橋の中央を通過していたらバス2台にと乗用車4台がそのまま30メートル下の漢江へ転落してしまった…。
死者 | 32名 |
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負傷者 | 17名 |
犠牲者の多くは、高校生と通勤者だったと記録がある。
事故後の調査で明らかになったのは、溶接ミスやずさんな管理、手抜き工事などの人災要因だったのだ。
この聖水大橋事件は、韓国社会に大きな衝撃を与え、公共工事の信頼性や安全性への意識改革が進むことに!

死者を出す大きな事件になったんだね…
今も現れる“橋の霊”の目撃情報とは!
聖水崩落事件以来、この場所には多くの心霊現象の噂が立つようになった。
以下に、有名な心霊現象をまとめたので見ていこう!
- 白い服を着た女性
- 橋の中央付近に、かつて崩落したポイント周辺で、白い服を着た女性がふらふらと歩く姿が何度も目撃されている。目撃証言の中には「後ろ姿だったが、ふいに振り向くと顔がなかった」という。
- 通報の声
- 消防や警察に「橋の上が落ちそうだ」との通報があったが、実際に現場には誰もいなかった。
- 霧と共に現れる影
- 夜間や早朝、橋の中央に立ち込めるような霧が出る時に、人影が浮かびがるように見えることがある。
地元民の間では「霊たちが今も浮かばれない証だ」と囁かれている。
- 夜間や早朝、橋の中央に立ち込めるような霧が出る時に、人影が浮かびがるように見えることがある。
事故から31年経った後も、この心霊現象は続いている。
今では、その心霊現象を確認するために、多くのYouTuberも訪れる場所になっているのだ!



ちゃんと通報の記録もあるっていうのがすごいワン…
聖水大橋の再建後の今は?
この崩落事故後に、橋はすぐに補強工事と再建工事が進められ、1997年には完全な修復を果たし、現在につながる。
現在は、交通インフラとして何も問題なく使用されていて、韓国民の日常生活を支えているのだ。
そして橋のそばには、事故犠牲者を慎む記念碑建てられており、毎年10月には追悼の花が手向けられていることも…。
遺族や市民団体によって「事故の記憶を風化されてはならない」と運動が続いている。



この日だけはみんな大事にしているんだって!
いかがだっただろうか
今回は、【韓国最恐の橋】聖水大橋で起きた崩落事故と心霊現象とは?について紹介した。
聖水大橋は、交通の要所としての役割を持つと同時に、韓国史上でも類を見ない大事故の現場でもある。
今も語り継がれる“心霊現象”の数々は、突然命を奪われた人々の無念の叫びなのかもしれない…。
日々の生活の中にある“普通の風景”が、実は多くの悲劇や記憶を背負っていることに、私たちはもっと目を向ける必要があると個人的に思う。
それでは次回のお話で会おう。