インターネットが普及した時から語り継がれる、スマイル・ドッグというアメリカ最恐の都市伝説をご存じだろうか?
一枚の犬の写真を見た者が、次々と精神が病んでしまい、やがて死に至る…。
そんな呪いが90年代後半からネット中心に広まり、現在でも恐怖の都市伝説として根強く残っている。
本記事では、スマイル・ドッグの誕生、怪奇現象の数々、そして今もなおネットでささやかれる噂を徹底解剖!
今回は、スマイル・ドッグとは?ネットに潜む恐怖の都市伝説の正体と今も続く呪い…!?について紹介しよう。
スマイル・ドッグ誕生
スマイル・ドッグの起源は1990年代後半から2000年代初頭に、匿名掲示板フォーラムから出回った呪われた画像。
その画像は、鋭い牙をむき出しにして笑う犬の姿で、smile.jpgと呼ばれるファイルで共有されていた。
目撃談では、画像を見た人々が精神錯乱を起こし、悪夢にうなされ、ついには自死の道を選んでしまうという書き込みが増えた。
ネット掲示板では「開いてはいけないスレッド」の代表格として語られ、やがてCreepypastaというネット怪談文化の中でも抽象的な存在となった。
スマイル・ドッグを見た心霊現象や怪異の情報は?
スマイル・ドッグの噂と共に、数多くの怪奇現象がネット上で共有された。
- 画像を見てから、夜中に犬の唸り声が聞こえるようになった
- 夢でスマイル・ドッグがSpread the word(広めろ)と囁く
- 画像を削除してもPCに勝手に復活する
特に有名なのは「スマイル・ドッグを見た者が自分も画像を拡散しなければならない」という内容。
これは日本の口裂け女やチェーンメール文化とも似たものがある。
そして、スマイル・ドッグを見た者は、数日以内に自ら死を選ぶというのだ…。
現在のスマイル・ドッグはどうなっている?
2025年現在のスマイル・ドッグは、実際の呪いの力を持つかどうかはわかっていない。
画像は正規のものではなく、似たように作られたか使い回しが理由であると考えられている。
しかし、ホラー文化の中では今も語られていて、YouTubeやRedditなどで実際の画像と称されるものが拡散され続けている。
さらに最近では、AI生成やホラーゲームに取り入れられ、よりリアルで不気味なスマイル・ドッグのビジュアルが作られている。
ネット上で生まれた怪談が進化し続けているという意味では、現代のデジタル怪異の象徴と言えるだろう…。
いかがだっただろうか
今回は、スマイル・ドッグとは?ネットに潜む恐怖の都市伝説の正体と今も続く呪い…!?について紹介した。
スマイル・ドッグは、インターネット文化から生まれた都市伝説でありながら、今も恐怖を与え続けている。
呪いの画像というシンプルなコンセプトが、現代のSNS文化とも親和性が高く、今後も形を変えて生き残るに違いない…。
もし、このサイトを見ている画面に「Smile.jpg」という画像フォルダが現れたら、その時は絶対に開いてはいけない。
開いたらどうなるか…。
それではまた次回のお話で会おう。