スマホが手放せない今の時代、SNSは私たちの日常に深く関わっている。
友人の交流・情報の収集・自己表現の場として、もはや生活の一部になっているのではないだろうか。
そのSNSアカウントが突然、見知らぬ誰かに乗っ取られ、あなたの言葉、あなたの写真かまるで別人のように操られたら…?
その“乗っ取り”が単なるハッキングで片付けられない、不可解な現象があったら…。
今回は、SNS乗っ取りと人格崩壊…実話のデジタル世界に潜む見えない“誰か”の恐怖とは?について紹介する。
当サイトに記載されている実名は、本人に確認し許可取得済みなのでご安心ください。
私の“フリ”をする誰か
この事件に直面したのは、都内に住む愛心さん(30代)。
2020年頃から愛心さんのX (旧Twitter)のアカウントで奇妙な出来事が起こっていた。
当初は、自分が覚えのない投稿にいいねがついていたり、フォローしてないアカウントからの通知が届いたりする程度だった。
これだけなら、皆さんも起こることなので気にしてなかったが、次第に内容がエスカレートしてしまう…。
最初に起こったこと(2020年〜2021年)
愛心さんが寝ている時間帯に、海外のIPアドレスからのログイン履歴が確認された。
そして愛心さんのアカウントから、全く身に覚えのない意味不明な文章や抽象的な画像が投稿されてしまうのだ!
文体は愛心さんとは似つかず、時に「死ね」や「皆殺し」などの攻撃的であったり、不快な表現が含まれることもあった。

友人にDMが勝手に送られることもあって、全部支離滅裂な内容なんだって…。
本格化する乗っ取り(2021年〜2022年)
愛心さんが友人と直接会い、一緒にSNSを見ているとリアルタイムで自分が投稿する内容が削除されたり、投稿が追加されることも…。
不審に思った愛心さんは写真を投稿することを決め、周囲の写真を撮り投稿するが、勝手に不気味な加工がされていたりしたのだ。
そして、Xの自己紹介文を書いていた愛心さんだったが、確認してみると「死ね」の2文字になって改変されていたんだとか…。
極めつけは、愛心さんの個人情報(住所・電話番号など)が乗っ取られたアカウントから発信されてしまうのだ。
これにより、愛心さんは精神的に追い詰められたしまい、友人との関係にも亀裂が入ってしまった…。



警察に相談したけど、確証がないから何も解決にならなかったんだって。



パスワードは頻繁に変更していて、二段階認証も設定済みなんだって!
心霊現象との関係性は?
愛心さんが体験した出来事は、単なるサイバー攻撃では説明がつかない、心霊現象とも思えるような出来事が起きる。
以下にまとめたので、見ていこう!
- デジタルデバイスの異常
- 愛心さんのスマホが、乗っ取り現象と連動するようにフリーズする
- 充電器に繋いでいる時に、異常なスピードで充電が減っていく
- 誰もいないのに電子機器から、小さなノイズや声のようなものが聞こえる
- 物理的現象と精神的現象
- SNSが乗っ取られている時に、部屋の電気が点滅する
- 部屋のどこかで誰かの視線を感じる
- 睡眠中に「お前はもうお前じゃない」という声が聞こえ、金縛りに合う
愛心さんの精神状態は悪化していってしまい、うつ病と診断された。
「自分自身が乗っ取られている」という感覚に苛まれ、現実とSNSの区別がつかなくなってしまったという。
一部のオカルト愛好家たちからは「デジタル上の憑依現象」や「情報生命体による干渉」など憶測が飛び交った。



きっと生きた“何か”に乗っ取られてしまったのかワンッ
今はどうなっているのか?
愛心さんのSNSの乗っ取りと人格崩壊はピークを過ぎたものの、完全に終息したわけではない。
最終的に愛心さんのアカウントは閉鎖した。
偽アカウントも出てきてしまったが、時々愛心さんのプライベートが晒されていることに、精神的に疲弊している。
現在の愛心さんは精神科に通院しており、カウンセリングを受けながら、スマホなどを触る時間が減ったという。
過去の乗っ取りの件で、友人が離れていってしまったことで、人間関係を築くのも怖くなっているというのだ!



デバイスの異常は、気を抜いた瞬間にあるので完全に消えていないんだね…。
いかがだっただろうか
今回は、SNS乗っ取りと人格崩壊…実話のデジタル世界に潜む見えない“誰か”の恐怖とは?について紹介した。
愛心さんが体験した「SNS乗っ取り事件」は、デジタル技術の進化がもたらす新たな脅威と人間の精神が関係しているという。
そして未知なる存在との間の境界線が、いかに曖昧であるかを突きつけているのではないか?
この事件は単なる、個人の不幸な体験として片付けられるのだろうか…?
皆さんも、AIを使う時は気をつけてほしい。
それでは次回のお話で会おう。