イギリスにあるロンドン塔に住む12人の幽霊たちの正体とは!?

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イギリスの首都ロンドンを流れるテムズ川の岸辺に、ロンドン塔は建てられている。

イースト・エンドに築かれた中世の城壁で、かなり綺麗な状態で残されているのだ!

その景観から、別名ホワイト・タワーとも呼ばれている。

900年以上の歴史を持つロンドン塔は、イギリスで最も呪われた場所の一つとして噂が囁かれている…。

今回は、イギリスにあるロンドン塔に住む12人の幽霊たちの正体とは!?について紹介していこう!

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目次

ロンドン塔の歴史は?

ロンドン塔は、1078年にウィリアム1世によって建設された建物になる。

外からの侵入者を防ぐために、20年以上かけて完成したと言われているのだ。

このロンドン塔は、イギリスの歴史において重要な役割を持っているのがご存知だろうか?

  • 財務省
  • 公文書庁
  • 武器庫
  • ロイヤルミントの家
  • 国の王冠の宝石保管庫

上記の、国にとって最も重要なものが壁の中に作られている。

ロイヤルミントとは?

イギリスの公式造幣局のことを、ロイヤルミントと呼ぶ。

イギリス国内に流通する貨幣(ポンド)を作成している場所なのだ。

そして、イギリス国内だけでなく、世界60カ国以上の通貨を製造する輸出造幣局になる。

過去にロンドン塔に侵略しようとしてたことがあった

過去に、ロンドン塔を侵略しようと考えていた者がいたという。

そして、侵略してきた者を処刑しようと、15世紀頃には囚人の監獄と処刑場として使用されていた過去がある。

実際にはロンドン塔での処刑はわずか7人で、一般的にノートリアスの丘で行われていた。

その後、ジョン・テイラーとアンソニー・サルビンが、中世の城を復元したが、世界大戦中に再び処刑場として使用されていた。

12人の男性がスパイとして処刑されたのが最後になった…。

現在は、王宮や慈善団体によって管理され、世界遺産として保護されている。

アルベラ・スチュアートの霊とは?

ロンドン塔に現れる一番有名な噂は、アルベラ・スチュアートの霊だという。

アルベラの霊は、クイーンズハウスで目撃されているのだとか…。

アルベラは、レディ・ジェーン・グレイの甥であるウィリアム・シーモアと結婚をした。

その結婚は、ジェームズ1世の許可を得ていないことがわかり、ジェームズ1世は自分の地位を脅かすと思い、夫のウィリアムがいない間にランベットの家で逮捕されることとなる。

アルベラは、ウィリアムを塔から脱獄させて、一緒にフランスに行く秘密の計画を企てていたが、脱獄は失敗に終わる…。

一人でフランスへの航海を決めたが、計画が運悪く見つかってしまい、ロンドン塔に幽閉されてしまうのだった。

ウィリアムは解放されたが、アルベラは1615年の亡くなるまでの間に、クイーングハウスに閉じ込められていたという。

現在のロンドン塔は?

現在も儀礼的な武器などの保管庫や礼拝所として使用され、世界最大級のダイヤモンドのカリナンの保管場所でも使用されている。

今でもイギリス王室が使用してる一方、ロンドンの有名な観光名所になっているという。

建物の内部には、歴史的な展示物が飾ってあり、1988年にはユネスコの世界遺産に登録されているのだ。

今回の話にも出てきた、城壁に囲まれた中心に聳え立つロンドン塔内のフロアも公開されているので、観光で行ってみてはいかがだろうか?

それではまた次回のお話で会おう。

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呪いは伝染する…
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