アメリカ・ウェストバージニア州の山間に、ひときわ不気味な雰囲気を醸し出す巨大廃精神病院がある。
廃精神病院の名は、トランス・アレゲニー精神病院といい、正式名称はTrans-Allegheny Lunatic Asylum。
19世紀に理想の精神医療施設として建設されたこの病院は、やがて過密収容で地獄の収容所と化してしまった…。
本記事では、トランス・アレゲニー精神病院の創設から廃院までの歴史や語り継がれている心霊現象を詳しく解説!
今回は、トランス・アレゲニー精神病院とは?米国で恐れられている廃精神病院に刻まれた歴史と心霊現象、そして現在に迫る!について紹介する。
トランス・アレゲニー精神病院とは?
トランス・アレゲニー精神病院は、ウェストバージニア州ウェストンに建設された州立の精神医療施設。
建設時期は1858年になり、南北戦争の影響を受けながらも1864年に開院した。
設計は19世紀の精神医療思想を象徴するカークブライド・プランに基づき、長い翼を持つ左右対称の壮麗な建築が特徴!
当時は「自然光、新鮮な空気、秩序ある生活が精神を癒す」という理念のもと、人道で理想的な病院として期待を集めていた。
しかし、その理想は時代の変化とともに崩れていく…。
理想から崩壊へ
開院当初、患者は農作業や音楽を聞き、規則正しい生活を通じて治療を受けていた。
当時としては進歩的な取り組みで、精神疾患を隔離ではなく治療するという思想の象徴でもあったのだ。
20世紀に入ると、患者数は急上昇!
設計上の収容人数は約250名だったが、最盛期には2,000人以上が押し込められていたと記録されている。
- ベッド不足により床で眠る患者
- 鎖や拘束具によう管理
- 電気ショック療法やロボトミー手術など、当時の標準治療の過剰実施
- 衛生環境の悪化や栄養不足、感染症の蔓延
こうしてトランス・アレゲニー精神病院は、治療の場から事実上の収容施設へと変貌してしまう。
1994年、精神医療の改革とウェストバージニア州の方針転換により施設は縮小され、閉院したのだった…。
かいくん建物は放置されて、病室や拘束室やカルテなどが残されたままなんだって!
語られる心霊現象は?
廃院後、この場所は急速に心霊スポットとして知られるようになったのが始まり。
- 足音と物音
- 子どもの声
- 写真や音声への異変
- 患者の部屋の怪異
無人の病棟で、後ろから足音がついてくるや誰もいない部屋でドアがきしむといった体験談。
夜間ツアー中に、子どもの笑い声や呼びかけが聞こえたという証言が多数の声が上がったのだ!
撮影した写真に顔のようなものが写る、録音機器に「助けて」や「帰りたい」などの声も…。
そして特定の部屋に入ると、突然の寒気やめまい、強い不安感を覚える人が多いとされ、途中で退出する見学者もいるのだ。
こわちゃん上記は体験談や噂の域だから、科学的には実証されていないんだ…ククク…
かいくんでも体験した人がいるから、怖いんだよこわちゃん!
なぜトランス・アレゲニー精神病院が怖いと言われるのか考察してみた!
トランス・アレゲニー精神病院が怖いと言われる要因を、以下に考えてみた!
- 巨大で複雑な構造による音の反響や錯覚
- 暗い場所や閉鎖空間が引き起こす心理的緊張
- 心霊スポットなんだ!という暗示効果
とはいえ、過密収容や非人道的な治療の歴史を持つ場所であることは事実。
人々の苦しみが重なった空間という認識が、体験者の感覚を強く刺激しているのではないだろうか?
あくまで海外の怖い話の考察なので、ぜひ皆さんの考察も教えてほしい。
現在のトランス・アレゲニー精神病院はどうなっている?
現在トランス・アレゲニー精神病院はどうなっているのか、以下にまとめた。
- 博物館や観光施設として一般公開されている
- 昼間の歴史ツアーと夜間のゴーストツアーを実施
- 保存修復が進み、内部の一部は展示施設として整備されている
公式には心霊現象を断定していないが、観光プログラムとしてゴーストツアーが行われている点が、この場所の特異性を物語る。
一方で、無断侵入や危険な探索は禁止されていて、行く際は公式ツアーでの見学が推奨されている。
いかがだっただろうか
今回は、トランス・アレゲニー精神病院とは?米国で恐れられている廃精神病院に刻まれた歴史と心霊現象、そして現在に迫る!について紹介した。
トランス・アレゲニー精神病院は、単なる幽霊が出る廃病院ではない。
それは、アメリカ精神医療の暗部を象徴する歴史的建造物であり、数千人の苦悩が刻まれた場所だ。
そこに本当に霊が存在するのかどうかは、誰にも証明できない…。
しかし、人が人として扱われなかった時代の記憶が今も建物に残っている。
このトランス・アレゲニー精神病院は、世界屈指の怖い場所として語り継がれているのだろう。
それではまた次回のお話で会おう。

