海を見下ろす韓国・ヨンドクの丘に、住む者を拒むように佇むピンクの廃墟がある。
その屋敷には、忘れ去られた学生兵の魂が彷徨い、訪れた者は頭痛や背筋の冷えに襲われるというのだ…。
本記事では、韓国でも最恐ハウスと呼ばれるこの場所の歴史と怪異、そして今を詳しく探っていく!
今回は、韓国にあるヨンドクヒュンガの恐怖!学生兵の怨霊とピンクの屋敷の真実とは!?について紹介しよう。
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ヨンドクヒュンガの誕生と噂
この屋敷は1980年代初頭に海沿いの丘に建てられ、海鮮料理店と自宅を兼ねた住宅として利用されていたと伝わっている。
ヨンドクヒュンガの由来は、以下にまとめた。
- 영덕→地名の盈徳。慶尚北道の東海岸沿いにある町。
- 흉가→直訳すると呪われた家という意味。事故や事件があった家や建物を指す。
しかしその土地の下には、朝鮮戦争末期に多くの学生兵が犠牲となり、墳墓があると地元民は語る。
経営不振となった後、建物は放置され、壁には4の数字や奇妙なハートが刻まれ、訪れた人々に異様な印象を残している…。
遺体や遺骨を葬ってある場所。
遺体を埋めた上に土を高く盛った部分(墳)と、石碑などを建てた墓地全般(墓)を合わせた言葉で、難しい単語だがお墓と同じ意味。
ヨンドクヒュンガに残る声なき叫び
ヨンドクヒュンガにまつわる怪異は多数あるので、以下にまとめてみた。
- 夜、2階から女性のすすり泣きが聞こえ、階段を降りる影を見た
- 屋内で頭痛や吐き気を感じた訪問者が複数いて、地下室に入ると機器が誤作動すると言われている
- 地元では「この建物に住んだ者は事故にあった」や「土地価格が異様に安い」と言っている人が多い
上記を裏付ける公式な事故記録は確認されていない…。
廃屋として長年放置されてきた物理的環境も相まって、怪異の温床となったと考えられるのではないだろうか?
現在のヨンドクヒュンガは?
現在もこのヨンドクヒュンガは建物として残存されていて、廃墟巡りや心霊探索で有名になっている。
所有者による撤去や再開発の動きが韓国で過去に報じられているのだ…。
そして近隣住民からは「不法侵入になるぞ!」と声をかけられることもあるという!
安全性も考え、訪れる際は気をつけて訪問したほうが良さそうだ。
いかがだろうか
今回は、韓国にあるヨンドクヒュンガの恐怖!学生兵の怨霊とピンクの屋敷の真実とは!?について紹介した。
ヨンドクヒュンガは、戦争の影と未解決の怨念、そして廃墟化による時間が交差する場所になっている。
建物が怪異を呼び寄せるという都市伝説を、現代においてもリアルに感じさせる存在でもあるのではないだろうか?
もし訪れるのであれば、ヨンドクヒュンガの背景にある声なき声に耳を澄ませて欲しい…。
それではまた次回のお話で会おう。

