ナイル川の中心に浮かぶ静かな島、ザマレック島。
現在は、高級住宅街や大使館が立ち並ぶ一方で、地元では夜に泣く島と呼ばれている。
エジプト都市伝説の中でも、最も不気味で禁忌とされる場所には、愛と裏切り…そして未練の怨念が今も眠っているという…。
今回は、カイロで最も恐れられる呪われた島!ザマレック島の泣く少女の伝説の真相とは!?について紹介しよう。
ザマレック島の歴史とひとつの悲劇
ザマレック島は、カイロ中心部に位置するナイル川の中州で、19世紀後半には英国の統治下にあった。
そして、多くの富豪が住む上流階級の邸宅地として開発されたのだ!
かつてはヨーロッパ文化の象徴であり、外交官や貴族が集う社交の場だったが、その裏ではひとつの悲劇が…。
1900年代初頭、ある富豪の娘が異国の青年と恋に落ちた。
だが身分の違いが二人を引き裂き、青年はナイル川で謎の死を遂げてしまう…。
娘は愛する青年の死を受け入れられず、毎晩川辺で泣き続け、やがて娘も姿を消した。
以来、この島の古い邸宅では、夜更けに白いドレスを着た少女のすすり泣きが聞こえるという…。
ザマレック島で語られる心霊現象の数々
地元の警備員や観光客が語る体験談には、以下の共通点がある。
- 夜の橋を渡ると、少女の声が後ろから聞こえる
- 少女の声を聞いた後に振り返ると、そこには砂に還る足跡だけが残る
- 撮影した写真に、水滴のような涙の跡が浮かび上がる
上記以外に「泣く少女」が現れるとされる旧英国大使館跡地では、機材トラブルや人影の出現などが頻発!
地元メディアでは、ザマレックの幽霊として何度も報道されているのだ…。
現在のザマレック島
今では高級住宅地として整備され、観光地として人気のザマレック島!
しかし、地元住民の間では「夜に川辺を歩くな!」という暗黙のルールが存在する…。
観光客の中には、泣く声を聞いた!とSNSに投稿する者も後を絶たないのだ。
近代化が進むカイロの中で、このザマレック島だけが、過去の影を今も抱え続けているのかもしれない…。
いかがだっただろうか
今回は、カイロで最も恐れられる呪われた島!ザマレック島の泣く少女の伝説の真相とは!?について紹介した。
ザマレック島の泣く少女伝説は、愛と悲劇が交差するアラブのゴシック怪談として今も語り継がれている!
文明の発展と共に光が増すほど、影もまた濃くなっていくのだ…。
ナイルの流れに消えた少女の涙は、今も静かに夜の川面に波紋を描いているのかもしれない。
それではまた次回のお話で会おう。
海外の恐怖をさらに追求したいあなたへ
この記事で読んだ怖い話は、ほんの一部。
本場アメリカやヨーロッパには、日本からアクセスできない限定ホラーVODやディープな情報源が豊富にあります。しかし、地域制限でブロックされたり、セキュリティが不安だと感じるかもしれません。
そこで、安全に、そして匿名で海外のインターネット環境を整えるVPNサービスが必須です。あなたの個人情報を守りながら、誰にも邪魔されずに海外ホラーの最深部を覗きに行きましょう!
海外ホラーファン必携のVPNサービスはこちら ↓
