13階段。もうすぐ夏休みが近づくと、学校のどこかで13階段という言葉がまた囁かれ始める。肝試しの計画を立てる生徒たちの間で、必ず一度は名前が挙がる怪談がある。
13階段の噂では、普段は12段しかない校舎の階段が、夜になると1段だけ増えているという。数えても数えても、どうしても答えが合わない夜がある——そんな噂を、誰しも一度は聞いたことがあるはずだ。
全国の小中学校でほぼ同じ形で語られてきたこの怪談は、単なる子どもの創作にとどまらない。数字の「13」そのものが背負ってきた不吉さの歴史と、日本の学校空間が持つ独特の閉塞感が重なり合って生まれたものだと言われている。今回はその噂の中身と、なぜ「13」が選ばれたのかを掘り下げていく。
今日も夜の校舎を、こっそり数えてから帰ることにするワン。
目次
13階段の噂、いくつのバージョンを知っているか
13階段の噂には全国共通の「型」がありながら、地域や学校によって細部が少しずつ違う。共通しているのは、いずれも「本来あるはずのない13段目」が主役になっているという点だ。代表的なバリエーションを整理してみる。
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12段だったはずの階段を、次に数える時は数え間違えないでほしい。13階段の噂が本当かどうかを確かめるのは、あなたかもしれない。
それではまた次回のお話で会おう。

