アメリカ・ジョージア州の田舎町、エルバートン郊外。
何もない丘の上に、突然そびえ立つ巨大な花崗岩の石碑があった。
「アメリカのストーンヘンジ」とも呼ばれたその石碑は、2022年、何者かによって爆破され、今はもう存在しない。
この記事では、石碑の正体と最期を、かいこわ視点で整理していく!
今回は、依頼主は今も不明のまま!?ジョージア・ガイドストーンズの謎について紹介しよう。
ジョージア・ガイドストーンズとはどんな石碑か
この石碑が建てられたのは1980年3月22日のことである。
4枚の巨大な花崗岩の板が中心の柱を囲むように立ち、そこに8つの言語で10の指針が刻まれていた。
「理性の時代」を目指すというその指針には、人口を一定数に抑えることや、新しい世界統治のあり方を示唆する文言が含まれていたという。
この内容が、後の陰謀論を強く刺激することになる。
石碑に刻まれていた10の指針
実際に刻まれていた指針の内容を見てみると、その過激さがより具体的にわかる。
- 人類を5億人以下に保ち、自然と永続的に調和させる
- 生殖を賢く導き、適性と多様性を高める
- 生きた新しい共通言語で人類を統一する
- 情熱・信仰・伝統など、すべてを穏やかな理性で治める
- 公正な法と裁判所で人々と国家を守る
- 各国が内政を治め、対外紛争は世界法廷で解決する
- 些末な法律や無用な役人を避ける
- 個人の権利と社会的義務のバランスを取る
- 真実・美・愛を重んじ、無限なるものとの調和を求める
- 地球の癌となるな。自然のための余地を残せ
特に「人類を5億人以下に保つ」という一文は、現在の世界人口が80億人を超えていることを踏まえると、あまりにも過激な削減目標として受け取られてきた。
かいちゃん今の人口の16分の1以下にしろって、正気の指針とは思えないよな。
石碑はさらに、天体観測の機能も兼ね備えていた。
中心の柱には穴が開けられ、北極星を指し示すように設計され、別の穴からは夏至と冬至の日の出が正確に見える仕掛けになっていたという。
単なる思想の石碑ではなく、天文台としての精密さまで持ち合わせていたことが、この石碑を一層謎めいたものにしていた。
依頼主のR.C.クリスチャンという謎
この石碑を依頼したのは、自らをR.C.クリスチャンと名乗る人物だった。
1979年の夏、この男は地元の石材会社を訪れ、自分の設計案を実現してくれる会社と、建立にふさわしい土地を探し始めたという。
クリスチャンという名前は本名ではなく、自分と依頼元の団体の信条を象徴するために選んだ偽名だと、本人が認めていたと伝えられている。
その本当の名前も、依頼した組織の正体も、今に至るまで一切明らかになっていない。
こわくん偽名を使ってまで正体を隠す理由、気になりすぎるだろ。
石碑の天文学的な設計や、人口や統治に関する記述は、ロザリー・クルーシアンのような秘密結社や「新世界秩序」との関連を疑う声を呼び、長年にわたって陰謀論者たちの関心を集め続けてきた。
2022年7月、突然の爆破
2022年7月6日の未明、静かな町が爆発音で揺れた。
近隣住民の家々まで振動を感じたという、その爆発の中心にあったのが、ジョージア・ガイドストーンズだった。
捜査当局はすぐに、石碑東側の柱の根元に即席爆発装置が仕掛けられていたことを突き止めた。
爆発の痕跡は、いたずらではなく、明確な意図を持った犯行であることを示していたという。
かいちゃん柱が1本崩れただけで、構造全体が危険になったんだって。
こわくんだから当局は、残った石碑もあえて解体するしかなかったんだろうな。
ジョージア州捜査局は、5枚の垂直の石板のうち1枚が破壊されたことで構造全体が危険な状態になったとして、残る部分の解体を決定したと発表している。
ジョージア州捜査局(GBI)は、監視カメラの映像を公開している。
そこには、爆発の直前に何かを運び込み、足早に立ち去る人物と、現場を離れる一台の車が映っていたという。
映像は不鮮明で、人物の特定には至らなかった。
2024年7月、事件から2年が経過した時点でも、GBIは「新たな進展はない」とコメントしている。
爆破の実行犯は、現在に至るまで特定も逮捕もされていない。
地元エルバートンにとっての存在
ジョージア・ガイドストーンズがあったエルバートン郡は、もともと「花崗岩の街」として知られる採石産業の町だった。
石碑は建立から数十年の間に、地元の観光名所として定着し、年間数万人が訪れる場所になっていたという。
一方で、キリスト教右派の政治家や活動家からは、その内容が「悪魔的」「反キリスト教的」だとして、長年にわたり撤去を求める声も上がっていた。
爆破事件が起きた際、一部の保守系政治家が事件を歓迎するような発言をしたことも報じられており、この石碑が思想的な対立の象徴にもなっていたことがうかがえる。
かいちゃん愛される観光名所であると同時に、誰かにとっては消し去りたい存在でもあったんだな。
爆破後、破壊された石碑の残骸は撤去され、現在その跡地には基礎部分だけが残されているという。
今も残る二重の謎
ジョージア・ガイドストーンズには、二重の謎が重なっている。
- 誰がこの石碑を作らせたのか
- 何のためにこの指針を刻ませたのか
- 誰がこの石碑を破壊したのか
- なぜ、あのタイミングだったのか
建立から40年以上、依頼主の正体は謎のままだった。
そして爆破から数年が経った今も、実行犯の正体という新しい謎が積み重なっている。
建立の謎と、破壊の謎。
ふたつの空白が、この石碑をただの観光名所ではなく、今も語られ続ける都市伝説にしているのかもしれない。
いかがだっただろうか
今回は、依頼主は今も不明のまま!?ジョージア・ガイドストーンズの謎について紹介した。
始まりも終わりも謎に包まれたこの石碑は、これからも様々な考察を生み続けていくのだろう。
- 依頼主や実行犯についての推測を事実として断定しない
- 特定の団体や個人への根拠なき決めつけをしない
- 陰謀論はあくまで一つの見方として扱う
上記の点を心に留めておいてほしい。
それでは次回のお話で会おう。
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