ニュージーランド・ダニーデンの丘の上に建つ、ラーナック城。
ニュージーランドで、唯一の本物の城として知られている。
本記事では、その歴史、心霊現象、現在の姿を詳しく調べてきた!
今回は、ニュージーランド唯一の城に眠るラーナック城…一族の悲劇の悲劇になった事件に迫る!について紹介しよう。
ラーナック城の歴史とは?
1871年のラーナック城。
実業家であり政治家でもあったウィリアム・ラーナックが、妻エライザのために200人の労働者を動員して建てたと伝えられている。
スコティッシュ・バロニアル様式とゴシック・リバイバル様式を組み合わせた壮麗な建物で、外郭の建設だけでも3年、内装まで含めると15年近い歳月を要したという。
しかしラーナック一家の歴史は、華やかな外観とは裏腹に深い悲劇に彩られていくことになる。
かいちゃん妻のために15年近くもかけて城を建てるなんて、相当な愛情表現だよね。
こわくんでもこの後の一家の歴史を知ると、そのギャップがより一層重く感じるんだよな。
ラーナック家に起きた悲劇とは?
ラーナック城の完成後、ウィリアムの家族には次々と不幸が降りかかった。以下、代表的な出来事をまとめた。
- 最初の妻エライザは38歳で早世し、ウィリアムはその後2度の再婚を経験した
- 2番目の妻メアリーもまた38歳という同じ年齢で亡くなっている
- 娘のケイトは29歳の若さでチフスにより命を落とした
- ウィリアム自身は事業の失敗や家庭内の不和に苦しみ、1898年に議事堂内で自ら命を絶った
さらに没後には、ウィリアムの頭蓋骨が墓から盗まれ、1972年になって大学生の寝室から発見されるという奇怪な事件まで起きている。
これほど濃密な悲劇が積み重なった家系は、ニュージーランドでも他に類を見ないのだという…。
ラーナック城で語られる幽霊伝説とは?
華やかな建築とは対照的な一族の歴史を背景に、ラーナック城には数々の心霊現象が伝えられている。
- 妻エライザの姿をした女性の霊が城内で目撃されているという証言が繰り返し語られている
- 誰もいない部屋で物が勝手に動いたり、原因不明の冷気を感じたりする現象が報告されている
- ウィリアム自身の霊が、かつての書斎付近に現れるという噂もある
- ラーナック家が去った後、城が精神病院の分院や傷病兵の療養施設、修道女の隠遁所として使われた時期の記憶が重なっているとも言われている
もっとも、これらの怪談の多くは史実として裏付けられたものではなく、ゴシック建築と一族の悲劇的な歴史が生んだ物語だという見方が根強い。
かいちゃん本当の怪談かどうかより、実際にあった一族の悲劇そのものが十分すぎるほど重いよね。
現在のラーナック城の訪問方法は?
現在のラーナック城は個人が所有・運営する観光施設として一般公開されている。
- 城内部の見学に加え、広大な庭園エリアも合わせて散策できる
- 宿泊可能な施設も併設されており、実際に城内で一夜を過ごすこともできる
ダニーデン観光の定番スポットとして、ニュージーランド国内外から多くの旅行者が訪れているのだ。
なぜラーナック城は語り継がれるのか
ニュージーランドには古い邸宅がいくつもあるが、なぜラーナック城だけが「唯一の城」として特別視されるのか以下にまとめてみた!
- ニュージーランド国内で唯一「城」と呼べる本格的なゴシック建築であること
- 妻や娘の早世、当主の自死という濃密な悲劇が実際に起きた実話であること
- 頭蓋骨盗難という奇怪な後日談まで存在すること
- 精神病院・療養施設・修道院として使われた複雑な時代を経ていること
上記の要素が重なり、ラーナック城は今も特別な場所として語り継がれるに至ったのだ。
いかがだっただろうか
今回は、ニュージーランド唯一の城に眠るラーナック城…一族の悲劇の悲劇になった事件に迫る!を紹介した。
壮麗な建築の裏に積み重なった一族の悲劇こそが、この城を単なる観光地以上の場所にしているのだろう。
旅行で訪れる際は
- 城内見学時は展示物や調度品に触れないこと
- 宿泊時は施設のルールとスタッフの指示に従うこと
上記の行動を忘れないように心がけてほしい。
それでは次回のお話で会おう。

