納骨堂の1万人の悲劇の物語

チェコ語でKostnice Sedlec,(コストニツェ・セドレツ)と言う。チェコの首都:プラハから東に約70キロほど離れた町のクトナー・ホラー近郊のセドレツにある納骨堂なので「セドレツ納骨堂」と言われている。セドレツ墓地内の全聖人教会の地下にある。日本では「骸骨教会」と呼ばれ親しまれてる。

この教会では約4万人の人骨を保管し、そのうち1万人の人骨を用いて礼拝堂内の装飾に使っているという。

セドレツ納骨堂….✈所在地

歴史

修道院

シトー会セドレツ修道院の修道院長であったハインリヒ(家主)が1278年 プシェミシル朝のボヘミア王オタカル2世によってエルサレムに使節として派遣された。ハインリヒは帰還に際してゴルゴダの丘の土を持ち帰って修道院墓地に撒き、その修道院は神聖とされている。

このような言い伝えにより、この墓地は中央ヨーロッパ中の知るところとなり、セドレツ周辺のみならずポーランドやドイツのバイエルン州などからも埋葬希望者が増えたという。

14世紀中ごろにはペスト大流行により約3万人がこの墓地に埋葬された。

そして15世紀のフス戦争では数千人の犠牲者が弔われ、セドレツ墓地は拡大を余儀なくされ、3.5ヘクタールの共同墓地に無数の死者が埋められた。

このセドレツ納骨堂の入場料は90チェココルナ(日本円:約580円)と安価な値段。

1コルナは日本円で6円となっている。(2024年3月現在)

主に起きる心霊現象とは?

先に述べた通り、人骨数は約4万人分あるので何かしら起きてもおかしくないと地元民は語る。

ここに来た観光客の中には

「色々見学していたら足を引っ張られた」

「動画を取っていたらノイズが走って画面が消えた」

「家族で訪れ、写真を数枚撮っていたら顔にモヤみたいな影が写った」

などの報告があった。そのほかにも人骨が動いたなどの報告もある。

詳しく解説した動画があったので興味がある方は見てみては?↴

自游気儘さま参照:中欧一人旅のなかにセドレツ納骨堂が載っている。

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